1.今回のつぶやき
お見合いで質問責めはやめましょうというアドバイスがなされますので、私は質問に自己開示を合わせることをおすすめしています。
自己開示による緊張緩和効果が期待でき、会話を広げるためのキーワードも増えるからです。
例:「私は○○に住んでいますが、~さんはどちらにお住まいですか?」
2.解説
(1)質問責めはなぜ起こる?
お見合いを組んだあとに襲ってくるのが、沈黙が続いたらどうしようという不安です。
チャンスを生かそうという思いが強ければ強いほど沈黙が怖くなります。
だから沈黙が続かないよう予め質問を用意しておき、それをお見合い中にすべて吐き出そうとする。
私がまさにそのようなタイプでした。
沈黙に対する恐怖が、質問責めを引き起こす原因であると私は思います。
(2)会話はキャッチボール
しかし、真面目に準備をして本番に臨んでも、会話はいつも盛り上がりませんでした。
それはなぜなのかというと、会話が一方的だからです。
よく言われるように、会話とはキャッチボールです。
一方が投げたボールを他方が受け止め、受け止めたボールを今度は投げ返す。
このラリーが会話の面白さと言ってよい。
にもかかわらず、一方が延々とボールを投げ続け、他方がそれを受け止め続ける質問責めの会話はその面白さを奪い取ってしまいます。
会話が盛り上がらない(=面白くない)のは当然の帰結です。
なお、沈黙というのは、ボールを受け止めて、投げ返すまでの準備の時間だと考えればそれほど恐れることではありません。
多少のぎこちなさは感じたとしても、キャッチボールの体裁は崩れていないわけですから。
(3)一方的にならない会話術
そこで、私がおすすめするのが、質問と自己開示を一緒に行う方法。
上の例にもあるように、質問を行う前に「私は○○ですが、」と前置きをする。
その上で「あなたは~ですか?」と質問をするのです。
初対面の人に自分のプライベートを開示することに躊躇する人は一定数存在します。
そういった心の壁を打ち破るためには、まず自分からプライベートを開示することが有効です。
また、会話を広げるためにも自己開示は役に立ちます。
上の例で、私=名古屋市在住 あなた=新潟市在住ということがわかった場合、「私」が新潟市のことに疎くて会話を上手く広げられなかったとしても「あなた」が名古屋市のネタに反応してきてくれるかもしれませんので会話が続く可能性が高まります。
一方、私が自分の居住地を告げていなかったら、あなたが名古屋のネタに反応する可能性は限りなくゼロに近いです。
3.おしらせ
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