1.ロードマップ
私とMarina(以下、彼女と呼びます)の交際歴は以下の通りです。
2020年12月19日 交際開始
2021年7月~ 愛知県で彼女と同棲
2021年末~翌年始 若林の実家(新潟県)へ2人で帰省。両親に挨拶をする。※ブログあり⇒前編・後編
2022年3月14日 ※ブログあり
2022年3月15日 彼女の両親に挨拶※ブログあり
2022年4月12日 入籍
2022年5月4日 両家顔合わせ会
【今ここ】
2022年10月頃 挙式予定
2.両家顔合わせ食事会とは
日本には、ふたつの家が新しく婚姻関係を結ぶために行う結納という儀式が存在します。
もっとも、現在では結納を行う家も減少しており、それに代えて両家の顔合わせ食事会を行う家が増加しています。
両者とも、両家の親睦や絆を深めることを目的の1つとしていますが、前者は古くからのしきたりに則って行われるのに対し、後者は比較的フランクに行われる点に違いがあります。
私たちは各々の実家を訪問した際に両親の意向を確認したところ、顔合わせ食事会が良いとの結論に至り計画を進めてきました。
3.顔合わせ食事会で気を付けること
結納は儀式である以上、やるべきことが予め明確化されているのでマニュアル通りの進行もしやすいのかなと思いました。
一方、顔合わせ食事会の場合、①両家の親睦・絆を深める目的で②食事の席を設けることという大枠は決まっていますが、細かなルールなどは決まっていません。
そのため、会のあり方や進行方法などについて両家の考え方の違いが如実に表れてしまう難しさがあります。
【例】
A家:結納を簡略化したものとして食事会をとらえている
B家:単なる食事会ととらえている
懸案事項:金品の受け渡しの有無、受け渡される金額の多寡、お返しの仕方などについて見解の相違が生まれ、両家の間に不信感が募る。
こういった事態を避けるため、カップルの二人は事前に両家の食事会のスタンスについて丁寧に擦り合わせをしておくことが必須です。
見解の相違が生まれた場合は、厳格な価値観の家に合わせるようにした方がトラブル防止に役立つと思います。
4.顔合わせ食事会で気を付けたこと
(1)会場選び
私の両親は高齢であるため、足が悪く、お手洗いも頻繁に使用することから、
①椅子に座れる会場②個室のお手洗いの2点を優先して会場を選びました。
当初は長野市にあるTHE FUJIYA GOHONJINというお店が素敵だなと思っていたのですが、1か月ほど前の段階で予約が埋まっておりました。
できる限り早く予定を決めておくのも会場選びのポイントです。
【参照】https://www.thefujiyagohonjin.com/kaoawase/
(2)事前の打ち合わせ
私の両親は食事会を結納を簡略化したものとしてとらえておりました。
そのため、妻の実家に対して「結婚準備金」という名目でお金をお渡しする意向を示していました。
結納における「結納金」の場合、それを受領した家は半額をお返しするのが一般的なのですが、私の両親は半額のお返しを加味した(減額した)金額を「結婚準備金」としてお渡しするつもりであったことから、事前にその旨を義父に私からお伝えし、お返しは不要である旨を丁重にお伝えしました。
また、食事会の流れについても事前に細かく確認を取り、どのタイミングで誰に一言話して頂くことになるのか全員で共有しておきました。
以上から、事前の打ち合わせでは①お金のやりとりに関する意向の確認②食事会の流れの2点については確認が必須だと思います。
【私たちの食事会の流れ】
・司会者(私)による開会の挨拶
・私による私の家族紹介
・妻による妻の家族紹介
・私の父による金品の贈呈
・妻の父による乾杯の挨拶
・記念撮影
・歓談
・私の父による閉会の挨拶
(3)食事会当日
・会場のどこで何時に待ち合わせるかの連絡
・待ち合わせたあと会場の担当者による案内を受けるのか、自分たちで部屋に向かってよいのかの確認
・両家の会費を事前に頂いておき精算を済ませておく
・記念撮影のお手伝いを担当者さんにお願いしておく
・開会の挨拶で婚姻届の提出に先立ち食事会を済ませるべきだったこと実家訪問の順番の入れ違いがあったことに言及すること
・夫婦の結婚を祝福してもらうという気持ちを捨てて両家のコミュニケーションを円滑に進めることに注力すること
・出席者全員に敬意をもって接すること
5.良かった点と反省点
(1)良かった点
①妻Marinaが事前に作ってくれたしおりを全員に配布して会をはじめました。参加者全員の簡単なプロフィールが載っており、話のきっかけづくりに役立ち、場が和みました。
②WAの会員に配布している「婚活ウエディングブック」に食事会について記載されている箇所があり、それが会の進行にかなり役立ったこと。
(2)反省点
席の間隔が空いていたため、参加者全員が満遍なく会話をするのが難しかったように思いました。
もっとお酌などを活発に行えるような状況を作り出せたら結果は少し変わっていたのかなと思います。